◎健康情報伝達屋さんになって振り返る

もう25年前になりますが、45歳の冬、風をひいたのがきっかけで、瞳孔が動かなくり、平衡感覚がなくなり、歩くと吐き気がし、歩けることもできない状態になりました。救急外来で診断された病名はフィシャー症候群(ギランバレー症候群)の亜種、10万人に一人罹るか罹らない珍しい病気ですと云われました。その当時の治療はアトピー患者さんに使われているステロイドでした。それで症状を抑えるほかなく、ステロイド治 療を始めると夜中に腰から下に激 痛が走り、まともに睡眠がとれず、 1週間後は顔面麻痺を併発、顔がいびつになりました。

 症例が少なく、入院中は写真を撮られたり、髄液検査されたり、 まるで実験モルモットのようでし た。

 2ヶ月後、瞳もある程度の視野 まで動きだしたので退院。自宅療 養で1ヶ月、やっと目も正常な動 きになりました。

病気に気になって、「健康が一番」 と気づかされました。 つづく