基礎代謝とは、人間が生命活動を行うために最低限必要になるエネルギーのことです。
人間は微動だにせず横になっているだけでも、心臓を動かしたり呼吸を繰り返したりするなど、身体の内側ではさまざまなエネルギーが使われています。 日常生活のなかでいくつかのポイントを意識することによって、基礎代謝を徐々に高められます。
基礎代謝が高いと、そのぶん1日に消費するエネルギーの量も増えます。多くのカロリーが消費され、体温を高く保てるようになります。
基礎代謝はもともとの体質による差もありますが、さまざまな要因によって変動します。
したがって努力すれば、基礎代謝を上げることも十分可能なのです。
体温が低いと基礎代謝が下がるといわれています。
冷たい飲み物のとり過ぎも、体温を下げる原因です。
夏は暑いからといって氷のたっぷりと入った水やジュースを選びがちですが、温かい緑茶やホットティーを選びましょう。
体温より低い物は極力摂らない。
温かい飲み物は内臓を温め、代謝の向上をサポートしてくれます。40℃~50℃のものを摂る。
温度が高過ぎると、喉頭がん、胃がん等の要因になるので50℃までの食べる。
日常生活のなかでいくつかのポイントを意識することによって、基礎代謝を徐々に高められます。
きちんとポイントを押さえて、基礎代謝アップを目指しましょう。
効率的に代謝を上げるには「筋肉量を増やす」「体温を上げる」「血流をよくする」ことがポイント
基礎代謝を上げるために、欠かせないのが「筋肉量を増やす」ことです。基礎代謝を上げたりその状態を維持したりするためには、筋肉量を増加させる必要があります。
効果的な方法が「運動」です。
ここでは、筋肉量を上げる食べ物を見ていきます。
筋肉の主成分はたんぱく質ですから、脂質の少ない肉や魚、大豆品などを食べることが必要です。1日に必要なたんぱく質は体重1kg につき、健康なおとなで0.8 ~ 1.0gといわれています。
大豆などの植物性タンパク質を含む食品は、動物性の食品と比較してエネルギー量が抑えられるため、量をしっかりと食べることができ、満足感を得られます。
逆に動物性タンパク質を含む食品は脂質が比較的多く、どうしても脂質の摂り過ぎに注意が必要です。
また、植物性タンパク質を含む食品は水溶性ビタミンを含んでいるものが多く、エネルギーを効率よく産生し、活用することにも生かされます。