健康情報伝達屋さんになって振り返る②

60歳で「ギラン・バレー症候群」に 「脊柱管狭窄症」もなっていた

 

 発症から 15年後、 60歳の時、出張先の宴会でお酒を飲んでいた時、目の動きがおかしくなり、フィッシャー症候群の再発かと思われ、出張から帰った翌日すぐに、病院へ。

 今回の病名は、「ギラン・バレ ー症候群」。前回と同じく、即入院となりました。

 医者から「期待されている治療に免疫グロブリン療法があるが、 それを受けるか、自然治癒を選択するかどちらしかないと云われました。

後者なら自宅療養で」と告げられました。

 吐き気もし、まともに歩けない 状態での退院は不都合なので、5日間のグロブリン投与を受けることにしました。

 治療中、腰に耐えられない激痛 が走り、入院中に、外科外来を受診、「脊柱管狭窄症」と診断され、「痛みを取るには手術をした方がいい」といわれました。

 入院中も摂取していた総合サプ リメントのお陰か、不思議なことに激痛は治まり、1ヶ月で退院。

 自宅療養1週間後には仕事に復帰と、前回に比べずいぶん早く回復できました。

 「フィッシャー症候群」、「ギラ ン・バレー症候群」は共に自己免 疫疾患ではないかといわれますが、 私の場合、小学6年生の時に柿の 木から落ち、途中の枝に背骨を強打したことが遠因にあるのではな いか。

子どもだったので回復も早く、何にもわかりませんでしたが、その時に背骨がつぶれ、その背骨のつぶれで脊柱管が狭窄し、血流 障害を起こし、脊髄に悪影響を与え、奇病になったのではないかと、自分では考えています。

薬の副作用 !? 「腎臓がん」に !!   私の免疫向上養生法

  ギラン・バレー症候群の免疫グ ロブリン療法を終えて半年が過ぎた頃、右腹部に張りを感じ、念のため、総合病院でエコー検査を受 けたところ、「右腎臓にがん」! と告げられました。

  「まさか!」と思いましたが、 現実を受け入れるしかありません。

自分でできる免疫を向上させる養生法を勉強していたので、ビックリすることも、恐怖もありませんでした。

 腎臓は、老廃物(血中の尿素窒素、クレアチニン、尿酸など)をろ過し、余分な水分と共に尿として排泄する働きをします。

 ですから、私の腎臓がんはおそらく、大量のグロブリンが腎臓に送られて酸素不足になり、それを全部処理できず、がんになったのではないかと推察しています。

 病院では、「腎臓は二つあるの で一つ摘出しても日常生活には殆 ど影響ないので、手術を」と促さ れました。

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