今週は、有意義でした。
「微生物の働きに根ざした有機農業」の研修会に参加しました。 エンドファイトという名前の微生物群は、 植物の中にまで入り込んで共生し、植物の養分吸収や病気に対する耐性や虫害に対する耐性まで高めて くれるそうです。
なんでも養分をキレート化して植物が利用しやすい形にするそうで す。
あれ?どこかで聞いたような話だな!とおもいましたら、
そうです。これってピロール栽培の話じゃないですか!
ピロール栽培の場合、 シアノバクテリアですから細菌よりもはるかに小さい生き物ですが 、今まで、細菌とバクテリアは相性が悪いといわれていましたが、 最近は細菌とバクテリアが
共生することがあるとわかったそうです。
ということは、 堆肥にいる放線菌とシアノバクテリアもうまくやったら共生してく れて効果倍増のあるのかな?
期待を持たせてもらえるような研修会でした。
農作業の方は、天候が悪いのでトラクタが使えないので、 人力で土作り資材を散布しました。写真を見てください。
背中に20kgを背負ってぬかるんだ田んぼの中を歩いて10aあ たり60kg、全部で66袋1230kgを散布しました。丸一日近くかかりました。本当に疲れました。
そのあと、 畑に牛糞と鶏糞を播いてピロールをまく準備をしました。今年は春先の天候が悪いので、 できることから早めに着手するようにしています。
3月16日 松田 邦男