免疫力をあげるには腸を整える2

毎日の食事、心がけていないと偏りがちになってしまう?
なんだか腸が動いてない感じ、腸に良い食べ物?
手に入れやすい食材?
腸に良い食べ物をとると、腸だけでなく、体調も肌の調子もUP! 
日々の食事に取り入れて、腸活しましょう。
腸内フローラには個人差があり、何を食べればいいかは人によって異なる部分があります。
また、食事からとる菌はそう簡単に腸にすみつけないが、腸に良い菌や食物をとり続ければ少しずつ良い菌が増え、腸内環境を改善できます。

 

自分に合った食材を選ぶ
自分に合った食材を選ぶ

この半世紀で、日本人の食生活は欧米化し、高脂肪、高カロリー、低食物繊維になりました。このことが日本人の腸内フローラを変化させた要因の一つになっていると考えられます。食事に関しては、原点回帰が一つのヒントになるかもしれません。
腸内フローラには個人差があり、それらは地域や食習慣によって似たようなパターンを示すという。
例えば脂質の摂取量が多い欧米人の腸内には、バクテロイデスという腸内細菌が多くいる一方で、ベジタリアンの腸内には、プレボテラという腸内細菌が多くすんでいるという。
食の好みは腸内細菌が決めている?
腸内細菌のエサは人間が摂取したものだけですから、自分たちが利用できるエサが来ないと死んでしまいます。
食の好みは腸内細菌が決めているのかもしれない。
だとすると、「食べたいもの」「好きなもの」を選ぶというのは、腸内環境をよくする食べ方のヒントになるかもしれない。

おなかにいいといわれるものの代表にヨーグルトがあるが、もしヨーグルトが嫌いなら、「嫌いなものを無理して食べても長続きしませんので、日本の風土に育ったものではないので、食べるなら豆乳でつくった豆乳ヨーグルトが合うのかもしれません。大麦でも海藻でもいいかもしれません。

 腸内環境をよい状態に保つためには、こういったものを食べ続けることが重要なので、腸が喜ぶ好きなものから始めるのがいいのではないでしょうか。

もちろん、いくら好きだからとはいえ、炭水化物の摂りすぎやジャンクフードなどのカラダによくないものは食べない。高脂肪の食品や肉は日本人は食べすぎないほうがいいかもしれない。


食物繊維の中でもエサにしやすいのは「水溶性」

食物繊維の中でもエサにしやすいのは「水溶性」

食物繊維は穀類、イモ類、豆類、野菜、きのこ、海藻、果物などに豊富に含まれている。

食物繊維には2種類あり、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に大別される。

「不溶性食物繊維はその物理的性質から、腸内の成分を巻き込んで排出する特性があります。

腸内に有害物質があった場合には、それらを巻き込んで排出してくれます。

水溶性食物繊維は不溶性食物繊維よりも腸内細菌が分解しやすいため、エサになりやすい

ほとんどの食品は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでいるが、腸内細菌による良い発酵を促すには、水溶性食物繊維を多く含む食品を意識してとるのがポイントです。

 

海藻には水溶性食物繊維のアルギン酸が多く含まれている。

麦ごはんとわかめのみそ汁、ひじきの煮物、きんぴらごぼう、納豆といった昔ながらの日本食には、水溶性食物繊維が実に豊富です。