自己免疫疾患はどうすればいい2

自然治癒力

自己免疫疾患を改善させる方法の一つに、自然治癒力で、自然に治癒していけばいいんです。

「自然治癒力」には、「恒常性維持機能」、「自己再生機能」、「自己防衛機能」があります。

「恒常性維持機能」とは、さまざまな環境の変化に対応して、内部状態を一定に保って生存を維持する機能のこと。

「自己再生機能」とは、体が外傷などを負った時に、傷を治す機能のこと。「自己防御機能」とは、生体の外部から侵入してくるウイルス・細菌類と戦う機能のこと。つまり「免疫」のことである。 


脳幹機能

自然治癒力は、“脳幹機能”が司っている。

脳の中心で巨大な脳を支えているのが“脳幹”です。

 心臓は“筋肉の塊”ですが、脳幹は“神経の塊”です。自律神経など、全ての神経をコントロールする“免疫力の司令塔”であります。脳幹の活性度合いによって、神経伝達、自然治癒力の発生量が決まってくる。脳幹が機能しなくなると、大脳の活動が妨げられるので意識は保てなくなりますし、自律神経や呼吸、心臓まで機能しなくなってしまうので、脳幹に おけるトラブルは非常に重大な問題です。 


脳幹の働き

脳幹の主な働き

・呼吸の調整

・血液の調整(血圧、血流、心拍数、血糖)

・体温調整(体内水分なども)

・食欲、性欲、睡眠調整

・毒素排出調整(大・小便、汗、目やに)

・運動機能調整(バランス、歩行感覚、重心維持機能)

・ホルモン調整

・自律神経調整(全内臓コントロール)

・五感覚(視、臭、聴、触、味)

・免疫調整

・全身筋力調整(骨格保持)

・メンタルの調整

・その他、記憶・判断・言語中枢機能の働きの調整など

大切な役割を担っているのが脳幹です


脳幹は鍛えることができる

脳幹を“強く鍛える”ことができます。

人間は動物であって、適度に動くことが体の状態を最良に保つように作られています。ところが、現代人は、便利さを尊ぶあまり、過度の運動不足になってしまいました。

その結果、脳幹が虚弱となり、昔の日本人には見られなかったさまざまな現代病に煩わされているのです。

体を動かさない人が、毎日、体操をする事で調子が良くなったりはしますが、体操で癌が治ったりはしません。脳幹は生命維持の根本中枢です、それを訓練して鍛えることは生命維持の様々なフィールドで良い効果が生まれるのは当然です。

脳幹トレーニングを行う事で、末期癌が治ったり、アレルギーが治ったりする体験者が現れているのは、脳幹が“強く鍛えられた結果”として、自然治癒力が回復した証拠なのです。

 

 


脳幹トレーニングとは、クッションに立って、または座って、バランスを保とうとすることで、たったそれだけで脳幹が鍛えられます。

バランスを保とうと頑張るときに脳幹のトレーニングになるんです。クッションに空気を吹き入れて膨らませた後、床の上に置いてクッションの上に両足で立って下さい。簡単に脳幹トレーニングが行えます。

 


脳幹用クッションを私の知り合いの人が考案され、販売していますが、価格が高いので、バランスディスクを2つ購入しています。バランスディスク1つに片足ずつ乗せ使用しています。テレビを見ながらどこかにつかまりながら行いましょう。転倒には注意してください。つま先立ち、かかとの上げ下ろしも効果があります。バランスディスクには、空気は少なめに入れてください。

使用方法はここをクリックしてご覧ください。


おすすめしたいつま先立ち

つま先で立つだけ。1日に30秒でもいいから始めてみて下さい。ただし、ただかかとを浮かせるだけではなく、しっかりとつま先で立つこと。最初のうちは軽くかかとを浮かせる程度でも構わないが、できれば、しっかりとつま先が立つように、足先に体重を乗せて欲しい。なぜコレを勧めるのかというと、手間と時間がかからないのも理由のひとつだが、足だけでなくお腹の筋力を鍛える効果も期待できるからだ。


 つま先立ちは不安定な姿勢で、バランスを保つのには腹筋や腹斜筋の支えも必要になります。片足立ちで行うと、もっと効果が期待できる。立っているのが不安定になるので、脳幹のトレーニングもなります。何をやっても続かないという人はまず、こういうところから動く身体づくりを目指してみてはいかがでしょうか?。

 


かかと落としもおすすめ

かかと落としは、本当に誰にとってもおすすめできる体操法です。自宅で気軽に、簡単に出来て、効果は抜群!!

一日の中の、ほんのちょっとした隙間時間で出来ますので、かかと落とし体操によって、元気な身体を維持してください!

食事を抑えたり、きつい運動をしなくても、かかと落としを続ければ、脳幹を鍛えることになります。


かかと落としのポイント

腹筋に力を入れ続けること、お尻にキュッと力を入れ続けること親指のした母子球に重心にして小指側に重心を取らないこと

真上に上がるイメージ(若干斜め前になるのは気にしない)

楽にかかと上げ下げ運動をすると、スピードが早くなり、かつ、腹筋、お尻にもそんなに力を込めないでやってしまいます。また、頑張る気持ちが強くて、高くかかとを上げることがいいことだ!と思ってやると、小指の下あたりの小指球に重心をとってしまいますがこれはNG!

簡単にできること、継続して出来ることを紹介しました。

次回につづく


脳幹を鍛えれば自然治癒力が上がる