血管を丈夫にする
血管は加齢とともに硬くなり、しなやかさを失って老化していきます。血管の病気(心筋梗塞、脳梗塞など)で死亡する人は、がんに次いで2番目です。
血管の弾力性がなくなり、動脈硬化が進むと、心筋梗塞、脳梗塞など血管の病気になります。
また血圧が高くなる大きな原因の一つとして考えられています。血管は平滑筋という筋肉でできているため、他の筋肉と同じように加齢ととともに硬くなるのです。
そこで、血管力を高めることが重要となります。
血管力を高るには、血液をサラサラにしなければいけません。
血管をドロドロにしない油
血管がドロドロになると酸化し血管はしなやかさを失ない血管がもろくなります。
それに脳の(油)脂質割合は60%と占めているんです。
血液から運ばれてくる成分がドロドロだと、脳内は酸化を起こしやすくなり、認知症の要因の一つになっておるので油の注意しなくてはいけません。摂る油は、血液をさらさらにしてくれるものを摂りたいですね。
〇血管をドロドロする悪い油、普段使っている、サラダ油等の(オメガ6系)は、血液をドロドロにするので極力使わないようにしましょう。
〇サラサラにする青魚の油に、えごま油、亜麻仁油などの(オメガ3系)を使用しましょう。オメガ3系の油は、熱には弱く、高温で使用すると酸化してしまうので、生野菜などのドレッシングとしてサラダなどに使用しましょう。
〇高温でも酸化しない油は、オリーブオイルなので、炒め物や、揚げ物料理にはこれを使用してください。
それに、60歳を過ぎると、毛細血管が30パーセントも減少すると言われています。柔軟性をうしなった血管に血液が隅々まで行き渡らなくなってしまい、行き渡らなくなると心臓が血液を行き渡らせるため圧を上げる、これが高血圧になるのです。
血管の補修、血圧安定効果のある食品
○「シナモン」には毛細血管の老化や障害を抑制、滞った血流を回復、高くなった血圧をさげる効果が期待できる 。
シナモンの粉末は、200円~300円で販売されています。携帯用に持ち歩き、コーヒー、紅茶、お茶などに少量入れ、毎日飲む習慣をつけてください。
○「酢」と「納豆」
酢には血栓を防いだり、血管を広げる作用があり、納豆は血液をさらさらにする作用があります。
「酢納豆のおすすめ」
酢に含まれる酢酸が血圧上昇を防ぎ、納豆と酢のダブルの働きで血管を若返らせてくれます。
食べ方
納豆1パックにお酢小さじ2杯入れよくかき回してふわふわ感がでたらOKです。
納豆が嫌いな人が「独特のにおいと粘り」があるから嫌いという方にも、酢納豆で食べるとそれが驚くほど軽減されで、これらなら食べられるはずですよ。
血管を丈夫にするには、運動も必要です。
運動については、次の機会にお話しします。