先日、私のホームページhttps://www.wakaichi.com/ アルツハイマー予防に葉酸をご覧になって、アルツハイマーを治す薬はないですかとの電話を頂きました。
認知症になられている方、私の回りでも何人かおられます。現段階で認知症を治す薬はまだ出ておりませんが、
認知症を予防する方法は、ウェーブで検索するとたくさん出ています。
認知症に罹っておられる家族の方は、大変な思い出日々を接しておられることでしょう。
少しでも認知症が軽減され、落ち付きをもって暮らせる方法を考えてみましょう。
手をつないで散歩してあげる
認知症とは脳の細胞が死んでしまったり、働きがなくなったために、さまざまな障害が起こり、日常生活に支障が出ている状態です。
進行を抑えるには、認知症の方と、家族の接し方が大切です。接し方が悪いと、認知症の進行速度が速くなるだけ一つもいいことはありません。
認知症の方は、やることがしっちゃかめっちゃかなので、心に余裕がないときでもしっかり対応して下さい。
認知症を患っている方の人格、自尊心を傷つけないように気持ちを理解し、心に寄り添うように対応して下さい。
それには、スキンシップが大切です。ハグすることが難しいのなら、手を繋いであげるとか、カラダを指すってあげるなどして心を落ち着けてあげて下さい。認知症の方が癇癪(かんしゃく)を起こしたら、水を飲ませて下さい。水を飲ませると落ち着きます。
声をかけるときには、ゆっくり相手の視界に入ってから目線を合わせ話して下さい。認知症の方は、うまく出来ないと常に不安を抱えていますから、後ろから声をかけられる驚き、不安をあおることになってしまうので守って下さい。それに、急がしてはだめです。おだやかにはっきりと話、相手の言葉に耳を傾け反応を伺いながら会話して下さい。同じ事を何度も言われても、めんどくさがらないて耳を傾けるようにして下さい。
海馬はいくつになっても増やせる
日常生活が安定してきたら、次の段階に入りましょう。
記憶の中枢の海馬は年齢に関係なくいくつになっても神経細胞を増やし続けることが分かってきています。
どうしたら海馬を大きくすることができるか?。
認知症予防や軽度の認知症の段階なら、努力すれば可能です。
しかし認知症が進行してしまってからでは、意欲も持てないので増やすのには、容易な事でありません。
家族の方が、習慣をいい方向に仕向けて下さい。
認知症は3型糖尿病
認知症は脳の糖尿病だと言われています。脳と体の血糖値を抑える、インスリンの応答を高めると、初期のアルツハイマー病患者の認知機能低下を遅らせることがわかってきています。アメリカでは、アルツハイマー病患者に、鼻からインスリンを吸入させる治療が行われいます。
インスリンの作用を補助してくれるミネラルとして、クロムが挙げられます。サプリメントを使うのであれば、このクロムが有効でしょう。またクロムは、ひじき、イワシ、アサリなどの魚介類に多く含まれます。こういった食材を積極的に摂るようにして下さい。
ウコンと葉酸、ポリフェノール
また、カレー粉の原料としておなじみのウコンに含まれるクルクミンという成分は、アルツハイマー病の予防効果があることがわかっていのます。
市販のカレールーに含まれるクルクミンはごくわずかなので、調理の仕上げにウコンの粉末をプラスしよう。クルクミンは吸収率が悪いので、きな粉(レシチン)やココナツオイルを加えることで吸収を促進させることもポイント。
「葉酸」はもともとは猿の貧血を防ぐ食べ物から発見されたためビタミンMONKEY、略してビタミンMと名付けられました。 今では、葉っぱに沢山含まれているので「葉酸」と呼ばれ、研究が進むにつれて健康維持や寿命、脳の若さを保つのに大変重要なビタミンだということがわかり、注目を浴びるようになっています。脳が守られ、ベーダアミロイドとかタウ蛋白とかの蛋白質系のゴミが大幅に減れば、アルツハイマーも防げるといわれます。「葉酸」に富んだものをきっちり食べ続けていると、年はとっても若々しい脳のままでいられ、高齢者特有の脳の縮みが見られないそうです。
微量栄養素は、何も「葉酸」だけでなく、他のビタミンやミネラルも不足を放置するよりはサプリメントを使って日々確実に摂取する方がベターだと考えています。
「葉酸」を沢山含む食品としては、ほうれんそう、ブロッコリー、小松菜、ニラ、春菊などの葉物野菜、枝豆、納豆、豆腐、豆苗、オクラ、アスパラガス、サニーレタス、お茶、海苔などが知られています。調理は、水溶性なので煮る場合は煮汁ごと、さらには蒸した方が効率良くとれます。
赤ワインに含まれるレスベラトロールには高齢期の記憶力低下を予防できる可能性があるという!高齢期のラットにレスベラトロールを与えたところ、与えていない群のラットよりも簡単に迷路を抜けることができた、という実験結果が出たというのだ。また、海馬では約2倍の神経細胞が新たに生まれ、血流が確保されていることも明らかに。
オルゴールの音色が認知症を改善する
脳の活性化には、オルゴールの音色を聞かせる。
ストレスは脳の神経細胞にダメージを与えることがわかっており、脳の老化と認知症の発症を早めてしまうという。そこでストレス解消におすすめなのが音楽鑑賞。
とくに、オルゴールやパイプオルガンなど、古くからの楽器を使った音楽にストレスを軽減させる効果があるといわれている。なかでもオルゴールは、人の耳では聞きとれない音の響きが脳の血流を回復するとして、「オルゴール療法」が期待されているそうです。
オルゴール療法は、曲調によるリラクゼーション効果より、むしろ耳に聞こえていない「音の響き」による脳幹刺激効果を利用したもので、森の中での生活でも、同様の効果が得られると考えられています。
腹圧呼吸をする
また呼吸法も大切です。呼吸には、肺呼吸、腹式呼吸、腹圧呼吸などがあります。
呼吸は精神・身体・気分に強く影響する、呼吸の仕方はいまのままでも、ただ自分の呼吸に注意を向けるだけでも効果的である。
呼吸に 注意を向けるだけでもその間、雑念やストレスから解放される。さらに呼吸を意識的に制御すれば、道具も要らず、どこでもでき、費用もかからない最も効果的 なリラクセーションが得られる。腹式呼吸で深い呼吸をするのいいですが、腹圧呼吸法ですと、横隔膜を上下に動かすことで、脳幹によい刺激を与えてくれます。
腹圧呼吸とは、息を吸うときも、吐くときもおなかを凹ませずに、おなか周りを硬くしてパンパンに膨らませたまま息を吐き切っていくのです。腹圧呼吸をすると、おなかの圧力を常に保つことができます。体の中心が“筒”のようになることで、体幹と背骨をしっかりと安定させることができます。
腹圧呼吸のやり方
1)耳と肩のラインがまっすぐになるようにゆっくりと椅子に座る。膝は90度に曲げる。手のひらを上向きにして、おなかに向けて膝の上に置く。
2)両手をゆっくり足の付け根にスライドさせて指先を軽く差し込む。5つ数えながら鼻から目いっぱい息を吸い、指先を押し返すようにおなかを膨らませる。
3)5つ数えながら口から息を「ふう〜」っとゆっくり吐く。おなかの圧を緩めないように、手の指先を押し返す感覚はそのまま。これを6回ほど繰り返すと、ちょうど1分になります。これを数回繰り返してください。