里芋畑台風で被害うける

今日は籾摺りの作業とさといも畑の手入れです。
さといもは、台風21号で壊滅的な被害を受けました。
大野市でも森目地区では、電柱の折損、傾きをはじめ、トタン屋根がめくれてしまった車庫、瓦が飛んでしまった土蔵など、かなりの建物が
被害を受けました。

 我が家の柿木(平核なし)もたくさん実をつけていたんですが、
台風21号で根がおきてしまい、傾いています。危険なので、切り倒すしかないのですが、まだ稲刈りが残っていますので、
明日は最後の稲刈りをする予定です。

 さといもの方は、掘ってみないとわかりませんが、茎は立派でしたので、これから、茎からいもに栄養が送られて立派な芋になってくれると期待しています。
 さといもは11月になると大きくなると言われていますが、寒さで茎があわてて芋に栄養を送るからだそうです。福井県東部の大野市上庄地区の「上庄里芋」は、全国区の人気を誇るブランド里芋です。NHKの「ためしてガッテン」や日本テレビ系の「どっちの料理ショー」でも美味しい食材として紹介され全国の料理人の方々からも高い評価を受けています。

  でも、一部の人には上庄のさといもは硬すぎるという方が多いのですが、当地福井県東部大野市森目のお芋は荷崩れはしませんし、ちょうどよい歯ごたえだという方が多いですよ。里芋の煮っころがしにして食べ比べてください。里芋の煮っころがしは、奥越地域のどの家庭でも食べられている代表的な郷土料理です。醤油・砂糖・みりんで味をつけ、大きな鍋でたっぷりつくると美味しいと言われています。各家庭で”ふるさとの味”として受け継がれており、行事食としても食べられています。

 

 ピロール農法でさといもを作ると、根が広がって掘るのにたいへんなんですが、お芋はやさしい味になります。
 ピロール農法が効果的なのは、お米だけじゃないことがわかっていただけると思います。
 今年はぜひ、試してください。松田邦男記