若さを保つ赤血球

若さを保つには赤血球が大事

 

顔を若々しく見せる鍵は、赤血球の色と形が大事。全身に酸素を運ぶのが赤血球。その赤血球ケアを怠ると、血色が悪くなり老け顔や肌荒れに。さらに息切れ、だるさといった全身の症状につながることがわかってきた。女性は特に赤血球の能力不足で起きる貧血に悩まされがち。しかし赤血球の色や形を元気に復活させる極意は、実は簡単!料理の仕方や食材選びにあり!赤血球をしなやかに元気にする最新の極意を教えます。

 

 


酸素不足になっていないか?

赤血球は毛細血管の隅々まで、酸素を運んでいます。浅い呼吸ばかりしていると酸素不足になると隅々まで運べなくなっています。

赤血球は酸素の運搬を担いてで、酸素を肺から各組織へ運ぶ働きを持っています。

体内の隅々まで酸素を運び活性化させる働きがあります。日頃から酸素をしっかりとる事が大事です

 

 


ヘモグロビンは肺から受け取った酸素を全身に運搬している

赤血球の主な成分は、鉄分の豊富なタンパク質であるヘモグロビンです。

血液の赤い色はヘモグロビン(血色素)によるもので、赤血球の働きの中心となっています。

ヘモグロビンは赤血球が肺から受け取つた酸素と結合し、全身に運搬する役割を担っています。

この酸素を運ぶ力は体全体の血液中のヘモグロビン量でほぼ決まつてきます。

ヘモグロビンが少ないと、酸素が各細胞の組織に充分供給されないため、赤血球数が正常でも貧血症状を起こす場合があります。

血液中のヘモグロビン濃度が8.0g/dlぐらいに下がつてくると、体を動かしたときに動悸を感じやすくなります。

ヘモグロビン濃度はの低下は鉄分が不足が考えられます。

 


鉄製の調理器具を使う。鉄分のある食品に酢などの調味料を組み合わせる

貧血を解消するには鉄分のある食品をしっかり摂ることです。

鉄製の調理器具を使うと鍋の鉄が溶けだし、食材に鉄がしみこまれ鉄量が増えます

酸味のある食材(梅干し、酢など)と組み合わせると胃酸の分泌を高めるため鉄の吸収率が増えます

緑茶、コーヒー、紅茶に含まれるタンニンは、鉄の吸収を妨げます。食事中や食後は渋いお茶やコーヒーを飲むのは控えましょう。

 


赤血球をしなやかにしてくれる油EPA

赤血球はしなやかさが命です。赤血球は、自分より小さな場所、毛細血管に入っていけるしなやかさを持っています。

赤血球は、自らを折りたたんで通過しています。

この時、酸素を受け渡しているのです。

 しなやかさがなく硬くなると、摩擦が増えるため、通過に時間がかかり、毛細血管をスムーズに通れなくなるのです。

血液中にコレステロールが増えると、赤血球の細胞膜にどんどん取り込まれます。コレステロールは、硬い構造をしているため、増えると膜全体が硬くなってしまうのです。

赤血球が硬くなると、毛細血管の隅々までたどり着けず、酸素が運ばれにくくなります。すると全身の代謝が低下し、カラダが疲れやすくなってしまうのです。

 さばやいわしなどの青魚には、EPAという脂肪酸が含まれています。摂取したEPAは、血中から赤血球の細胞膜に取り込まれます。

EPAは、コレステロールと違い、柔らかい構造をしているため、EPAが増えると膜が柔らかくなるのです。

EPAの一日の摂取量は1食でアジの開きであれば2枚、さばの塩焼きなどであれば1枚、さば缶だったら1缶ぐらいです。


元気な赤血球は若さと笑顔の源!

「赤血球を作る材料の1つが、鉄分。赤血球は毎日約2,000億作られている。鉄の吸収が良くなって若い元気な赤血球ができると、新陳代謝も高まって、若さを保つことができます。」

 

「赤血球を元気にすると、肌の見え方もきれいになる。明らかに表情が変わってカラダが楽になるので、すごく元気になって調子がいいと、笑顔がすごく良くなってくる。そういう意味で、赤血球をきちんと元気にしてあげて、カラダ全体、元気ですてきな笑顔になっていただけたらと思います。」