高血圧・高血糖・高中性脂肪が原因
突然死の引き金を引くのは抗ストレスホルモンの枯渇。
このショックで大事な血管が一気に詰まることが多いのです。そこに至るには、長期にわたる自律神経の迩進があります。
つまり生活の中での疲労やストレスが背景にあるわけですが、それらをもたらす生活習慣の慣れの果てという色彩が強いのです。
神経が高ぶって眠れないまま、翌日、かなりの運動をするというのが一番危ないといわれていますが、子供の遠足ならともかく、大人は長年の生活で血管が古いマンションの配管のように傷んでいるわけです。
よほど気をつけていても成人の血管は酸化・糖化でボロになりがちです。
特に高血圧・高血糖・高中性脂肪が血管を傷めます。
これらは食生活次第でかなり防げますので、とりあえず、人間は事実上、雑食をしてきた歴史を持ってはいるか、爪の形でわかるように、もっぱら植物を食べる植食動物の遺伝子を持っている動物だということを決してお忘れなく。
遺伝子に逆らった生活はとこかでイエローカードやレッドカードが出されるのが自然界の規範なのです。
当然のことながらそれを通した血管の内壁も、この有毒ガスにさらされダメージを受け、血管の老化が進み、高血圧・高血糖・高中性脂肪などの悪条件が重なると血管の破綻の準備が進んでしまいます。
肉食中心で生きると腸内でアンモニアガスとか硫化水素ガスの類いの有毒ガスを発生する腸内細菌が幅を利かすようになります。 臭いおならが生み出されるメカニズムがこれです。
おならを我慢していると、そのうち出なくなるのは腸から吸収されたからです。
つまり有毒ガスが腸血管から血液中に入り込み、全身くまたなく巡ったのです。
当然のことながらそれを通した血管の内壁も、この有毒ガスにさらされダメージを受け、血管の老化が進み、高血圧・高血糖・高中性脂肪などの悪条件が重なると血管の破綻の準備が進んでしまいます。
突然死の予兆
心臓と脳の血管構造は「終動脈」と呼ばれ、横のつながりがなく縦線のみでのつながりが特徴です。
そこが血栓で詰まってしまえば、別の血管から血液が回されてくることがないので、終動脈血管が酸素を供給していた心筋細胞や脳神経細胞などは、細胞内で細胞が生きるエネルギーを
供給してくれるミトコンドリアが酸欠死して細胞は生きられなくなり、心臓や脳の組織の死につながれば突然死ということになります。
この突然死には予兆はないのでしようか?
予兆を感じ取れれば、その時点での突然死は未然に防ぐ手が打てる可能性がありそうです。
実は今まで突然死をした人の観察からいくつもの、そういえば死に至る少し前にこんなことがあったということが報告されています。
凄いイビキ
例えば、すごいイビキをかいていた、会議中や乗り物での移動中に寝落ちしていた、睡眠時間が5時間以下の日が多かった、昼間から眠たそうだった、などが睡眠に関する予兆として挙げられています。
忙しい毎日を送っている人も、突然死の引き金を引かないためには少なくとも7時間は眠りたいものです。
その際、口呼吸を防ぐため粘着テープを使って口が開くのを防ぎたいものです。
また、「きつい口臭があったというのも突然死の予兆の」つに挙げられますから、口内衛生にも気を配りたいものです。
運動に関する予兆としては、運動する習慣がまったくなかったとか、休日もスポーツで忙しかったとか、徹夜明けにゴルフ、歩くのを億劫かってタクシーを使うようになっていたとかというのも予兆として知られています。
疲れを感じたら休息と睡眠が第一です。昼間の眠気と寝落ちは抗ストレスホルモンの枯渇です
食べ物に酢を摂る習慣を
この他、歯磨きや入浴を面倒くさがるのも予兆の一つに挙げられています。また、身だしなみが乱れるのは突然死の前のうつの兆候ともいわれています。
血管を含む全身の老化は酸化と糖化が原因の殆どを占めるといわれますが、糖化は糖質過剰、つまり炭水化物や甘い物の摂りすぎが原因になりますが、クエン酸や酢(酢酸)の適量摂取は糖化のプレーキになることが知られています。
食べ物に普段からレモンを搾るとか、酢をたらすとか、梅干や梅肉エキスを食べる習慣などは糖化から身を守る術の一つです