糖尿病は治るのか11

中鎖脂肪酸オイルを摂ろう

「脂質の働き」を糖尿病は治るのか6で説明しました。今回はその中で「脂肪がつきにくいココナッツオイル」中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)とケトン体についてもっと詳しく解説します

 

糖尿病の人は血糖値が高くなるから、糖質制限をすることになりますが、生きていくために一定量のカロリーが必要です。カロリー源になのは糖質・タンパク質・脂質の3です。このうち糖質を集中的に減らすのですから、タンパク質と脂質を増やさない限り必要なカロリーを生み出すことはできません。動物性食品は、もともと生きていた生命体ですから、栄養バランスは良いのですが、過剰摂取で毒に転嫁するものが含まれているから用心が大事になるのです。だからタンパク質の確保も大豆などの植物中心にすべきで、脂質は中鎖脂肪酸オイル、青魚やエゴマ油のオメガ3を利用すれば、高タンパク質、高脂質になっても血糖値があがることはありません。


エネルギー源は、糖質のほか脂質、タンパク質も使われている

人の身体は寝ているときにも、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、食物を消化して吸収したり…

一見何もしていないようでも身体の中では生きるために必要な活動をしています。

動いているとき、考えているとき、そして寝ているときも。

生きている限り、からだは常にエネルギーを消費し続けています。このエネルギー源になるのが、まず糖質です。

糖質の多くは消化器官で分解されてぶどう糖に変わり、全身の細胞で使われます。

脳にとって最も速効性のあるエネルギー源はグルコース(ブドウ糖)だからです。 

体内の臓器は一般的に、グルコース(ブドウ糖)という単糖を最も重要なエネルギー源にしていますが、実際には、脂肪、タンパク質もエネルギー源として利用しています。

 

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〇脂質をエネルギー源とする「ケトン体」

ごはんやパンなど糖質を多く含むものを食べると、食後に血糖値が上昇します。

膵臓から分泌されたインスリンで全身の細胞にブドウ糖を送り込み、細胞ではそのブドウ糖をもとにエネルギーを作り出す。

使い切らず、余ったブドウ糖は肝臓にグリコーゲンとしてため込まれる。蓄積できる量は限界があり、使う場合にも限度があり、肝臓をグリコーゲンで満タンにしても、五時間くらいしかもたない。だから速効性のブドウ糖がなくなるとお腹がすいて、糖分摂取を促されるので糖分をとるようになります。これが炭水化物依存症になるのです。本来なら、脂肪を栄養源にすればいいのですが?そうすれば溜まった脂肪が減るのでスリムでいられます?ブドウ糖が余った場合は、インスリンの働きで脂肪細胞に中性脂肪にしてため込まれます。ため込まれるとメタボにとなっていくのです。

 


〇寝ているときはタンパク質を分解したアミノ酸からブドウ糖をつくる

睡眠中などで肝臓の中のブドウ糖がゼロになった状態では、血糖値を一定の値に保つために、肝臓がタンパク質を分解したアミノ酸からブドウ糖をつくります。

どちらも私たちの体は常にブドウ糖を作り出し、エネルギー源としながら、体や頭を動かしている状態です。これを糖新生といいます。


〇ブドウ糖もケトン体も利用出来る「ハイブリッドエンジン」が備わっている

「ケトン体」とは、肉や魚やサラダばかり食べて、糖質をまったくとらない食事を続けたとすると、肝臓にため込まれている予備のブドウ糖を使い切ってしまうと、肝臓はブドウ糖に代わるエネルギー源として、体の中にある脂肪から「ケトン体」をつくり出す。

 私たちの体の中には、ブドウ糖もケトン体も利用出来る「ハイブリッドエンジン」が備わっています。糖質を使い切った状態でないと、ケトン体はスムーズにつくられません。

私たちの体は必ずブドウ糖を優先させる特徴があり、糖質の多い食事をとっていたら、ブドウ糖が沢山ある状態なので、脂肪は分解されづらいのです。

糖質制限すれば、ブドウ糖の摂取量自体を抑えられ、そうすることにより、脂肪が燃焼される順番を早めることでケトン体エンジンの出番になるのです。 

 


〇ケトン体とは脂肪をエネルギーにする

 

ケトン体とは、肝臓から作られるエネルギー物質の総称

アセト酢酸・βーヒドロキシ酪酸・アセトンの総称です。

これは体内のブドウ糖が減少した時、脂肪から生成される物質です。

 脂肪から生成、つまりこのエネルギー物質は脂肪分解から作らます。

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〇ケトン体の原料となる中鎖脂肪酸の特徴

中鎖脂肪酸(MCTオイル等)は体内を脂肪燃焼しやすい環境に整えるオイルです。

ケトン体の大量生成を促進し、糖質制限の効率を上げる。

空腹感を減少させ、長時間の運動がしやすくなる。

食事制限による筋肉減少を予防し、理想のスタイルを維持する。

分解されやすく。体内にたまりにくい油なので、たくさんとってもコレステロールや中性脂肪は高くなりません。

 

 


〇MCTによる脂肪燃焼モードへの切り替え

 

 体内にブドウ糖が沢山ある状態では、脂肪は分解されづらいです。

普段の生活では、ブドウ糖が優先的に使用されています。

それは体の中にある主要なエネルギー源を、最初に使おうとするためです。

そのため脂肪の分解が後回しにされ、なかなか脂肪は減りません。

これがブドウ糖を優先的に使うモードです。

糖質制限では、ブドウ糖の摂取量自体を抑えられ、そうすることにより、脂肪が燃焼される順番を早める目的があります。

しかし中鎖脂肪酸を摂取すると、それだけではありません。

実は中鎖脂肪酸を摂取した場合、体のモードが変わりやすくなるのです。それは脂肪を優先的に使うモードになるのです。

体はまず「脂肪を優先的に使うモード」からスタートしやすくなり、体内に吸収した、抜群にエネルギー効率の高い中鎖脂肪酸から使用していくようになるのです。

そして体内の中鎖脂肪酸を、全て使い切ったら?その場合、続けて脂肪分解する可能性が高いです。おそらく、ほかの油と比べて代謝課程が違うからです。ケトン体の血中濃度を上昇させることが大切です。

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〇MCTオイルは夜寝る前、お腹がすいた時がおすすめ

MCTオイルを飲むと、体内でケトン体が合成されます。

本来は糖質から消費されるはずの代謝が脂肪から代謝されるように変化するのです。

寝ている間も、人は基礎代謝でエネルギーを消費しています。

MCTオイルを飲んでから寝ると、脂肪を基礎代謝のためのエネルギーとして使うことから体脂肪を燃焼してくれるというわけです。

 またお腹がすいた時に飲むと糖質に対する欲求を低下させたり、食欲全般を抑える作用があります。

MCTオイルは、あまりたくさん摂りすぎるとお腹が緩くなってしまうこともあります。

慣れないのに一度にたくさん摂ってしまい、下痢や腹痛を起こすこともあるといいます。

実は、以前ブームになったココナッツオイルでも同じようなケースがありました。

これはココナッツオイルにも中鎖脂肪酸が60%程度含まれているからですね。

1日の摂取量の目安は30gです。

健康な成人の摂取目安量は1日30~100g、1回8~10g

MCTオイルは、小さじ1杯当たり4.7gです。

ですから、1回の食事で小さじ2杯ほどと覚えておきましょう。

そうすれば1日3食とることで、計30gほどになります。

 

 

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