糖尿病は治るのかⅣ

糖尿病合併症

糖尿病は血糖値が高くなる(高血糖になる)病気です。 

でも、高血糖だからといって、特別な自覚症状が現れることはあまりありません。

血糖値が高いと細い血管ばかりか太い血管の障害「動脈硬化」も起こります。

その結果、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳梗塞や脳出血などの脳卒中が起こりやすくなります。

また足の動脈硬化から歩行困難になったり、壊疽(組織が腐ってしまうこと)が起きたりもします。糖尿病網膜症で失明や、食事や運動量などの制約も必要になる糖尿病腎症、手足のしびれやひどい下痢・便秘など症状が全身に及ぶ糖尿病神経障害などの糖尿病合併症もあります。

前回お話しした、「発芽あずき・もりの元氣玄米」を食べることで糖尿病が改善の方向へと舵をきれますが、それまで高血糖が続いた状態ですと血管に血栓ができていたりして、血管の弾力性、血流が損なわれています。そこで血管を丈夫にする方法を紹介します。

糖尿病合併症
糖尿病合併症

大根おろし酢納豆

 目に血栓ができた人にに納豆をおススメしたら、3カ月で血流が良くなり、白内障がよくなりました。納豆の栄養素・ナットウキナーゼには、血栓を溶かしてくれる働きがあります。

納豆と合わせるとより効果的なのが、お酢と大根おろし。

酢に含まれる酢酸は血液上昇を抑えてくれます。

大根おろしに含まれる「イソチオシアネート」には免疫力を高め殺菌効果がある。

また新陳代謝を促し、血の流れを良くするので、血栓を作りにくくするので脳こうそくも予防効果が期待できます。さらに肉や魚の焦げた部分に含まれる発ガン性物質に吸着し、体外へ排出してくれます。がんの予防に効果があり今注目されています。

 

食べ方は、納豆にお酢を大さじ1杯入れよくかき混ぜる。そこに、大根おろしを大さじ1杯いれるだけでOK。

納豆を食べるタイミングは、朝よりも夜がベスト。納豆に含まれるアルギニンは夜間に成長ホルモンの分泌を促進させる作用があるため、寝ている間に肌をきれいにしてくれます。

大根おろし酢納豆
大根おろし酢納豆
血管を若返らせる
血管を若返らせる

血管を拡張させ血液の流れを良くするシナモン

他におすすめしたいのが、シナモンです。

一日に1~2回、コーヒーなどに少量入れ飲むと血液がサラサラになります。

シナモンには血管を拡張させて血液の流れを良くする働きがあります。

また流れている血液をサラサラにしてくれる効果があります。

 

シナモンには、プロトシアニジンと言う成分が含まれており、インスリンの分泌を促す作用とインスリン感受性を高める作用がありるので、血糖値が下がりやすくなります。

 

筆者71歳も、1年前から、毎日コーヒーにシナモンを入れ、飲んでいます。5年前、血管年齢測定値が42歳でした。2018年5月には、血管年齢が36歳まで若返りました。実年齢の約半分の値です。測定者もビックリ、何かしているんでしょうと言われました。シナモンの効果絶大です。

 

シナモンを過剰摂取すると、肝機能障害やアレルギーの副作用があります。肝機能に影響があるのは、1日に365g以上ですから余程好きな人でも絶対に使わない量ですが注意して下さい。

一日小さじ一杯程度を目安に摂取していれば副作用の心配はありません。

シナモン
シナモン
筆者の血管年齢
筆者の血管年齢